ビートルズのボーカルでベーシストのポールマッカートニーは
綿花のセールスマンをしていた父ジェームズ ポールマッカートニー
( 父子同姓同名) と看護婦の母メアリーの最初の子供として イギリスの
リバプールに生まれた。後に弟のマイケルマッカートニーが生まれる。
ポールが6歳の頃リバプール大聖堂で、聖歌隊のオーディションを
受けたが、残念ながら、落ちてしまった。理由は音感が悪い
ということのようであった。
ポール本人も母のメアリーも何も気にしていなかった。
ポールの父ジェームスはビアニストであったが生活のため昼は営業の
仕事をして週末にクラブでピアノを弾くという生活を送っていた。
ポールマッカートニーはその後、イエスタデー、レットイットビー
などの名曲を発表し後世に残る作曲家として現在も活躍している。
このエピソードは幼児期の早期教育の必要性について大きな課題を
投げ掛けていると考えられる。
英語や、学習塾などの教育産業やマスコミが、さかんに就学前
の教育の重要性を投げかけている。中には胎教といって、生まれる前から
モーツアルトのCDを販売している会社もある。
自分の子供に教育を受けさせる理由が、純粋な気持ちにもとづくなら問題
ないが、親のコンプレックスや親戚、友人、近所、社会に対する復讐心から
子供に過度の期待をかけている例を時々みかけることがある。
ヘルマンヘッセの書いた”車輪の下”という小説がある。両親の期待(車輪)に
押しつぶされて精神を病む少年の話である。
名曲”イエスタデー”は、ポールの母メアリーに対する深い愛をえがいた詩である。
”レット イット ビー”は、ビートルズの解散問題などでポールが心を病んで
いた時に母メアリーがポールにささやいた言葉である。
To be continued、、、、、、、
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